Let's Use ひきだすにほんご! ~Examples of use~
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国際交流基金ヤンゴン日本文化センターでは2か月に1回、国際交流基金が作成している日本語学習コンテンツを活用して楽しくクイズやゲームなどを行う「ワクワク日本語」というイベントを行っています。対象は、JLPT(日本語能力試験)のN5/N4/N3レベルを勉強しているミャンマー人の学習者です。今回は「ひきだすにほんご」の3つのコーナーを紹介しながらそれに基づいたゲームをすることで参加者同士が仲良くなり、日本語の上達を目指すイベントを行いました。
参加者:30名 日本語学習者
時間:約1時間半
まず、じゃんけんによりグループ分けを行いました。グループで協力することで連帯感が生まれ仲良くなれるので、今回もグループで話し合いを行い発表してもらったり、ゲームを競ってもらったりしました。
≪イベントの流れ≫
「ひきだすにほんご」サイトの内容がおもしろく、興味をもってくれた人がたくさんいました。「スアン日本へ行く!」を使った活動では、第2話の仕事の指示が分からなかったのに聞き返さないという時、「わからなかったら、先輩にもう一度聞く!」という意見が出てきました。何と聞くか尋ねたところ、「よく分かりません」「もう一度お願いします」などの答えが出ました。オノマトペコーナーでは参加者の興味関心が高いため盛り上がり、「ドキドキ、ワクワクしました。」と早速オノマトペを使った感想が飛び出しました。
イベントの最後にはアンケートを取りますが、今回もとても評価が高かったです。「新しい単語がたくさん勉強になり、日本について新たなものを学ぶチャンスをもらいました。」、「日本語をもっと好きになりました。」というコメントや「友達がたくさんできました。」という声も挙がっていました。何よりも「日本語で会話したい気が沸いてきたので次回も続けて参加したいです。」という声があり、学習者のモチベーションを「ひきだす」ことができたかとこちらも嬉しくなりました。
2024年11月1日に、「スアン日本へ行く!」と「津々浦々 日本のセンパイ」の全ての動画にミャンマー語字幕が追加されたことにより、ミャンマー人学習者にとって、より利便性が高まりました。ミャンマーでは日本での就労を目指して日本語を学習する人が急増していますが、動画を見ながら自学自習用教材として活用すれば、渡日前の準備として日本語のみならず日本文化も理解することができます。ヤンゴン日本文化センターでは、これからも利用者を増やすためPR活動を積極的に行っていこうと思います。
(雄谷(おおや)マユミ/
元国際交流基金ヤンゴン日本文化センター)
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